男性のみなさん、自分の肌に自信ありますか?
実は女性の肌より、男性の肌の方が乾燥しやすくケアが必要。
そんな乾燥から肌を守るために、洗顔後の保湿ケアが大切と言われています。
いくら洗顔をいいものに変えても、洗顔後のケアがおろそかでは効果はありません。
なにもケアをしてない人は、「艶がなくなり」「ハリがない」「シミ・そばかす・シワだらけ」の肌になり実年齢より老けて見られてしまいます。
そうなる前に、対策していきましょう!
なぜ男性の方がスキンケアが必要?
男性の肌の方が丈夫なイメージがあり、女性の肌よりケアが必要ないように感じますが、なぜ「メンズスキンケア」は大事なのでしょうか?
その理由として、次の3点があげられます。
男性の肌の水分量は女性の約40%
男性の肌は女性よりも丈夫だから、「スキンケアはさほど気にしなくて大丈夫!」
と考えている男性は少なくないと思いますが、それは大間違いです。
肌の水分量を比べると、男性の肌は女性の肌の約40%程度といわれています。
一見、丈夫に思える男性の肌は、実は水分量が少なく乾燥しやすい状態にあります。
肌が乾燥すると、私たちの肌を外的刺激から守っているバリア機能が低下してしまうため、肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうのです。
皮脂は女性の約3倍
男性の肌は、水分量が女性の肌の約40%程度になっていますが、その一方皮脂の量は女性の肌の3倍以上といわれていて、水分不足を皮脂でカバーしています。
そのため、男性はスキンケアを疎かにしてしまうと肌の水分不足が進み、皮脂がよりいっそう分泌します。
カサつき・テカりを防ぐためにも、スキンケアは必須です!
シェービングで肌にダメージ
多くの男性は、毎日シェービングを毎日していると思います。
シェービングを行った後は肌がツルツルになった気がするかもしれませんが、肌にとってはかなりダメージを受けていること知っていましたか?
20代や30代前半のうちはあまり気にならないかもしれませんが、30代後半になると肌の代謝が衰え、ダメージの回復も難しくなってきます。
シェービングによる肌荒れを放置せず、しっかりケアすることが大切です。
スキンケアに必要な保湿剤
ここまで「乾燥は肌に良くない」「スキンケアは必須」「保湿は大事だ」と話してきましたが、具体的に保湿ケアをするためには何をすればいいのでしょう?
肌を保湿するには「保湿剤」を使うといいとよく耳にしますが、結局保湿剤ってなんなんですか?
保湿剤は、肌の乾燥を防ぐために使用されるものです。肌にはうるおう機能が備わっていますが、うるおいが不足してくると保湿剤などで肌に水分を補ってあげる必要があります。
肌を保湿するためには、肌へのなじみを良くし、水分を保持するように成分を工夫した保湿化粧品(保湿剤)を使用することが必要です。
そんな保湿剤の種類を見ていきましょう。
保湿剤の種類
保湿剤には種類があり、それぞれ役割が違ってきます。
自分に合った保湿剤を使用することが、肌を乾燥から守ることにつながるからです。
自分の肌質などを考慮して選んで使用することをおすすめします。
保湿化粧水
保湿化粧水は、肌の乾燥を防ぐためのスキンケアアイテムです。
乾燥肌だけでなく、皮脂が気になる脂性肌の人にも欠かせないものなので、一年を通して使えるアイテムになっています。
乾燥が気になる季節や、冷暖房をよく使う環境では特に重宝してくれる製品。
日頃から保湿化粧水を使うことで肌に潤いを与え、キメを整える効果が期待できるので、化粧水はたっぷり使って肌にうるおいを与えてあげましょう。
保湿乳液
化粧水の水分で満たされた肌のうるおいをキープするために、油分で肌に蓋をする目的で使用されるのが保湿乳液です。
適切な油分量や保湿成分は肌質によって異なります。参考にしてください。
- 乾燥肌・・・セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が多く配合されている乳液がおすすめ。
- 敏感肌・・・肌トラブルが起こりやすいので、天然保湿成分配合の乳液を選ぶと安心です。
- 脂性肌・・・比較的、皮脂分泌が活発なので油分の割合が少ない乳液がいい。
保湿クリーム
保湿乳液とさほど変わりはありませんが、保湿クリームの方が油分の比率が高いアイテムになっています。
乳液は、肌にうるおいを与えつけた感覚はさっぱり。
保湿クリームの方は油分で肌にラップをして保湿するイメージで、つけた肌触りもしっとりとしていて、乳液より保湿時間が長くバリア機能を高めてくれます。
このように保湿ケアに使う製品でも種類があり、それぞれ自分の肌に合ったものを続けて使うことで、効果があらわれてくるので性質を知ることはとても大切です。
洗顔後の正しいスキンケア
いくらいい製品を使用しても、使用方法が間違っていると効果は現れません。
次に、洗顔後の正しい保湿ケアの順番についてお話ししていきます。
【化粧水】を角層まで浸透させる
化粧水やローションは、おもにさらさらとした液体状のものがほとんどです。
洗顔後は柔らかいタオルで余分な水分を拭き化粧水を適量とり、優しく肌に塗布しましょう。
塗布する際は、パンパンと叩き込むようなパッティングは肌に刺激がかかるためNGです。
顔全体にいきわたるよう丁寧に手のひらでなじませることで、過度な肌摩擦も抑えられます。
全体にムラなく塗布しやすいという意味ではコットンを使う方法もありますが、コットンの摩擦自体が肌に刺激となる可能性があるため。
敏感肌やすでに乾燥が始まっている肌の場合は、特に丁寧に扱いましょう。
【乳液】で油分を与える
乳液は肌に水分と油分を与えた上で逃がさないための蓋の役割を果たします。
とろみがあるテクスチャーのものが多く、使用感は保湿クリームよりも軽めなのでしっとりしすぎが苦手な人におすすめ!
顔全体に摩擦が起きないよう優しく塗ると、肌に美容成分がキープされやすく効果的です。
【クリーム】でうるおいを閉じ込める
クリームも乳液と同じ役割を果たしますが、乳液より油分が多いです。
肌に密着してフタをし、角質を柔らかくしてうるおいを保持するエモリエント効果も期待できます。
乳液の上からさらにクリームを塗ると、長時間うるおいが続くのでおすすめです。
適量を手に取り、「鼻」「両頬」「おでこ」「あご」の5箇所に乗せ、顔全体に広げていくとよりいいでしょう。
まとめ
ここまで保湿ケアの重要性や正しいスキンケアの順番についてご紹介してきました。
人は生まれたときの肌は水分をいっぱい含み、うるおいに満ちています。
しかし年齢を重ねるうちに、「艶がなくなり」「ハリがない」「シミ・そばかす・シワだらけ」の肌が目立ってしまい、スキンケアを怠ると肌の老化スピードが上がってしまいます。
年齢や環境が変わっても、肌がしっかりと保湿されていれば正常なバリア機能によって、乾燥を防ぐことができ綺麗な肌を維持することができます。
どんなに忙しくても毎日正しい洗顔方法・保湿を心がけることで、いつまでもみずみずしい肌状態を保ち肌トラブルを未然に防ぎましょう。
毎日の積み重ねが美しい肌を生み出すのです。
正しい洗顔方法についてはこちらの記事を参考にして見てください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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